hellohana!!

小雨にまぎれ泣いてる花も明日は咲くでしょう

スーパーにくると母のことを思い出してしまうのって

あたしだけ?

 

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あたし、小さいころ、お母さんと一緒に

近所のスーパーに買い物にいくのが大好きだった。

 

 何歳の頃からかわかんないけどあたしは家の鍵をもって学校にいってた。

お父さんとお母さん、ふたりとも働いてた。

 

学校が終わって、

19時くらいにお母さんが仕事を終えて帰ってくるのを、あたしは友達と遊びに行ったりせずに家で待ってた。

 

学校で友達に聞くの、

「いつも何時頃に夜ご飯食べてる?」

って。

あたしの家は夜ご飯の時間が遅くて、毎日、22時は回ってしまっていたから

「なんで毎日こんなに遅いんだろう、お母さんやる気ないのかな」

とか思ってた。相変わらず、人に対する思いやりというものを知らない子供。

 

あたしは当時、お母さんと一緒にテレビドラマを見たりしてる友達がうらやましかった。

あたしのお母さんは、芸能とか、まったく興味がなくて。

それにお母さん、21時台は、ご飯の用意をしてたから。ドラマとか見る暇がない。

23時ごろに帰ってくる父親に合わせて夕飯開始。

 

そうそう、これまた物心ついた時からだけど

あたし達(父と母、そして自分)は夕飯をみんな一緒には食べなくなってた。

 

リビングであたしとお母さんが先にご飯してるところにお父さんが帰ってきて

お母さんがお父さんの部屋にご飯を運びに行く。

 

たまに、お母さんとお父さんが一緒にご飯を食べて、あたしが1人、ってこともあった。

しばらくすると、お父さんの帰りがだんだん遅くなってきて、

お母さんは先にあたしの分のご飯を用意してくれて、自分は食べずに、キッチンの中から、あたしの話相手をしてくれるっていう感じになっていった。

 

お母さんはあたしたちのご飯の準備が終わったら、お風呂をわかして、

あたしが一番にお風呂にはいって、、あたしは知らないうちに寝ていたり、自分の部屋でまんがを読んだりしていて、

 

お母さんはいつご飯を食べていたのかな。

 

あたしのお母さんは綺麗な人。

タバコをすう人なんだけど、歳のわりにすごく肌が綺麗だし、顔も綺麗だしかわいい。

 

当時のあたしは、自分はぜんぜんお母さんに似てないし、家族なんだっていう実感があんまりなかった。家族らしい会話もした覚えがない。多分してるんだけど。

ひとつ共通点があるとすれば、怒りかたかなあ。

 

喧嘩っていうのは嫌でも相手と時間を共有するから。

母を見て「あたしは、こんな大人になりたくない!」と思っても、いつのまにか染みついていた、怒り方が。喧嘩しかしてないから会話を思い出せないのかな。

とにかく、家を出る前のことをあんまり覚えてない。

 

そんななかで、けっこう覚えてる母との思い出は、一緒にスーパー行ったこと。

旅行とかディズニーランドとかよりも覚えてる。

物欲のない母だから、買い物はぜんぶスーパー。デパートに行くのは、あたしの服を買うときだけ。自分の服はスーパーで買ってた。

お母さん、良い洋服もたくさん持ってたし、おしゃれも好きだと思うんだけど。何でかな。 

 

まあ、あたしは、母とはデパートよりもスーパーに行くほうが数倍好きだった。お菓子コーナーでねばるのが楽しかった。

家にいると喧嘩しちゃうから。外でお母さんとお話するのが大好きだった。

「今日は夕飯の材料あるし買い物いかなくて大丈夫だよ」

っていう日も、ねだって一緒にスーパーに行った。

 

そんなのが、中学卒業くらいまでかな、続いたの。

いつからか、あたしはいろんなことを知っていった、つもりになって

えらそうになって、お母さんのことをバカにするようになった。

お母さんはそんなあたしのこと、嫌わずに、いつも一緒に買い物に行ってくれた。まあ途中でお母さん、少しだけ病んだみたいだけど、その辺はよく覚えていない。

 

あたしがおしゃれに目覚めたら、わざわざ電車で遠出して洋服を買いに行ってくれたりした。これはあたしの中では番外編って感じだった。

 

まわりの子は、友達と一緒に放課後も過ごすし、男の子と遊んだりもしてた。

あたしはそういうのよくわかんなくて。ちょっと焦ったけど

いつも1人 or お母さんといっしょ、だったから、いきなりそんな広い世界なんて持てるはずもなく……ほどなくして、何だか周りが勉強ムードになり

友達とかそういうのがなくても、大丈夫になった。

 

なんだか知らないけど、あたしは努力しなくてもクラスで1番とかふつうに取っちゃう子だったから、お母さんとスーパーに買い物に行くっていうのは続けていた。

クラスでいじめられてつらいっていう話も、好きな男の子のはなしも、ぜんぶ、スーパーの行き帰りの車のなかでした。

 

テストでいい点数取ってたからうやむやになってたけど、あたしは昔から宿題が出せないし忘れ物も多くて(これは今の生活にも響いてるけどね)

でも、お母さんはあたしのそういうところぜんぜん気にしない。多分、お母さんも宿題を出したことがないから。

 

あたしの話したいことだけ聞いてくれて、話してくれた。

1回だけ、家の庭で友達とエッチな話をしていたら一部始終を聞かれていて、怒られたことがあったんだけど、それは今でも何でなのかよくわかんない。

 

こーいうことを、

スーパーに行くと、ぐわあっと思いだしてしまう。

 

もうお母さんの車の助手席にのってスーパーに行くことも無いんだろうなと、

東京のスーパーの中で考えた。多分あれから、いろんなものが値上げしてるだろうけど

「野菜が高くなった」とか文句いいながら買い物してるの?

今でも。 

 

7月5日追記:

id:mystandard さんにご紹介していただきました!ありがとうございます、ほのぼのだって!なんかうれしい。

 

http://mystandard.hatenablog.com/entry/2014/07/02/135218